もり耳鼻咽喉科【大阪府 堺市】 > インフルエンザワクチン予防接種のご案内 令和3年度(2021/2022シーズン)
インフルエンザワクチン予防接種のご案内令和3年度(2021/2022シーズン)
お知らせ
- 今年も予約無しで行います
- 1日に接種できる人数にも限りがありますので、御来院いただいても、お断りすることもありますので、御了承願います。
- 早くから並ばれますと、御近隣の方に御迷惑になりますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
- 混雑状況によっては、整理券を配布させていただき、整理券をお受け取りになった方は、ワクチン接種確定となりますので、午前に受け取られた方は12時、午後に受け取られた方は18時半までに再来院していただければ結構です。(必ずお渡しした整理券をご持参ください。再来院時、状況によっては、かなりの待ち時間が生じる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。)
- 13歳未満で2回接種の方は、1回目を当院で接種されても今年は2回目の予約・確保はできません。
- コロナ感染予防のため、マスク着用でお越しください。
- 診察券をお持ちの方はご持参ください。
- 予防接種予診票を、持ち帰りいただくか、ダウンロードして、ご記入の上来院も可能です。
概要
料金
料金は1回2,500円です。
今年のインフルエンザワクチンは終了しました。
下記に該当される方は1,500円になります。
堺市に住民登録か外国人登録があり、次のいずれかに該当する方が対象。ただし、年齢は接種日現在。
- 65歳以上の方。
- 心臓、腎臓、呼吸器の機能か免疫機能に身体障害者手帳1級程度の障害がある60歳~64歳の方。
健康保険証など年齢確認のできるものを持参してください。
新型コロナワクチンとの間隔
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、互いに、片方のワクチンを接種してから2週間あける必要があります。
新型コロナワクチンのあとに、インフルエンザワクチンを接種する場合は、基本的に新型コロナワクチン2回接種完了から、2週間以上の間隔をあけて、インフルエンザワクチンの接種をお願いします。
接種開始日
令和3年10月25日(月)
接種終了日
令和3年12月25日(土)を予定しておりますがワクチンは数に限りがございます。なくなり次第終了させていただきます。あらかじめご了承ください。
13歳未満の方は2回接種を推奨されています。
1回目接種と2回目接種の間隔は、3~4週間の間隔が目安です。
2回受けられる方は、1回目を11月末くらいまでに接種されることをお勧めします。
対象年齢(当院における)及び用法
年齢 1歳以上
- 接種の回数
1回又は2回接種です。高齢者において1回接種と2回接種でその効果に大きな差はない、とする成績があります。ただし、13歳未満は2回接種となっています。 - 2回接種を行う場合の接種間隔
2~4週の間隔ですが、より高い免疫効果を考慮すると3~4週間おくことが望ましいとされています。 - インフルエンザの流行が12月~3月と考えられますので11月末から12月中旬までに接種を完了されるのがよいとされています。
ワクチンの効果と副反応
インフルエンザワクチンの有効性については、ワクチン株と流行株が一致したときの有効性は70~90%といわれています。これは健康成人で調べられたものであり、型別にみるとA型の有効性は80%前後で、B型は一般的にA型より低く50%前後と報告されています。
インフルエンザワクチンは効果の点でしばしば問題となりますが、その理由の一つにはウイルスが変異を起こしやすく、ワクチンの製造株と流行株の抗原性が合わず、せっかくワクチンを接種しても発症してしまうことがあるためです。
毎年抗原連続変異が認められますが、ワクチン株と流行株が一致しない時でも、ワクチンの有効性はA型に対しては60~70%、B型に対しては40~50%との報告もあります。
副反応については、残念ながらワクチンの改良が進んだ今日でも、また予診を十分に行っていても、予防接種による予知できない重篤な副反応や後遺症は起こりえます。特に、ワクチン接種後30分以内の健康状態の変化には注意を要することが大事ですのでワクチン接種後30分間院内にて経過観察させていただきます。
またこのワクチンは卵を用いて製造するため、卵アレルギーの方は接種しないほうがよいと思われます。
重大な副反応により健康被害が生じた場合の救済につきましては、健康被害を受けた方、又は家族が独立行政法人 医療品医療器械総合機構法に基づいて手続きを行うことになります。
詳しくは【1】「インフルエンザワクチンの接種について」をお読みください。
インフルエンザQ&A
Q.ワクチンを接種するとインフルエンザに絶対にかからないのですか?
A.いいえ。ワクチンの効果は100%ではありません。せっかくワクチンを接種しても、インフルエンザにかかってしまう方もあります。
ワクチンの効果と副反応のところでも述べましたが、理由としては今シーズン流行するインフルエンザのタイプを予想してワクチンも造られるのですが、一致の程度によって有効率に差が生じます。さらに予想が当たったとしても、インフルエンザは常に変異を繰り返しているため、ワクチンの効果が小さくなることがあります。
また接種を受けられた方の個人個人で、過去のインフルエンザ感染歴、ワクチン接種歴が異なりますので、インフルエンザウイルスに対する免疫も個人差が生じて、発病予防効果も違いが生じてきます。
しかし重い合併症は、インフルエンザにかかった方の中から発症しますので、たくさんの方がワクチンを接種して、インフルエンザにかかる方を減らすことが、とても意義のあることと考えられています。
Q.他のワクチンの接種を予定しているのですが、(接種をしたのですが、)間隔はどうしたらよいでしょうか?
A.異なるワクチン間の場合、接種してから次のワクチンを接種するまでに、一定の間隔をあける必要がありました。従来は生ワクチンなら接種してから27日以上、不活化ワクチンなら接種してから6日以上の間隔をあけないと次のワクチンを接種することができませんでした。
しかし、この度定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日から、その制限が一部緩和されることとなりました。今後は注射の生ワクチン間のみ接種してから27日以上あけることとし、その他のワクチンについては制限がなくなりました。
ただしあくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりとなりますのでご注意ください。
Q.たまごアレルギーがあるのですが?
A.インフルエンザワクチンはたまごを用いて作りますので、極めて微量ではありますが、たまご成分の混入は避けられません。当院では、たまごアレルギーがある方は基本的には接種しません。
ただし軽く調理されたたまご(スクランブルエッグなど)を問題なく食べられる方で、過去にインフルエンザワクチンを接種されて問題なかった方などは、接種前の問診にて接種の判断をさせていただきます。危険性が高いと判断した場合、接種を見合わせることがありますので、ご了承ください。
Q.妊娠している(妊娠を希望している)のですが?
A.妊娠中の母体は、免疫機構に変化が起こり、非妊娠時に比べると、感染症にかかりやすい状態になるといわれています。世界的には、妊娠週数を問わず、積極的なワクチン接種が推奨されています。また妊娠を希望されている方も、ワクチン接種するために避妊をする必要はないと考えられています。
インフルエンザワクチン接種の流れについて
【1】まずこちらをお読み下さい。
【2】ご来院ください。
(当院診察券をお持ちの方は、御持参いただきますと、受付が早くなりますので、よろしくお願いいたします。)
【3】インフルエンザ予防接種予診票に記入。
インフルエンザ予防接種予診票をダウンロードしていただき、ご記入の上来院していただくと待ち時間が少なくなりますので、ご協力をお願いします。
※堺市在住の65歳以上の方、心臓、腎臓、呼吸器の機能か免疫機能に身体障害者手帳1級程度の障害がある60歳~64歳の方は公費負担専用の予診票がありますので当院にてご記入ください。