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インフルエンザについて

病気とその症状

かぜの症状はいろんな病原体により引き起こされますが、その中でもインフルエンザウイルスによって引き起こされるかぜは症状が激しく、合併症を伴い重症化することがあります。
  インフルエンザウイルスに感染しますと、通常2〜3日という非常に短い潜伏期の後に急激な発熱とともに咽喉の痛み、咳や痰が出ます。軽症の場合は5日から1週間で回復します。時として気管支炎、細菌性肺炎、中耳炎などを併発することがあり、さらに脳症、筋肉炎、心筋炎などを引き起して重症化することがあります。また高齢者においては肺炎に進行して生命を脅かす例が増えてきていますので注意が必要です。
  インフルエンザはウイルスを含んだ感染者の唾液や痰の飛沫により感染しますので病原体の侵入を防ぐのは極めて難しく、空気中に拡散され、またたく間に感染が拡大されていきます。

ワクチンの効果と副反応

インフルエンザワクチンの有効性については、ワクチン株と流行株が一致したときの有効性は70〜90%といわれています。これは健康成人で調べられたものであり、型別にみるとA型の有効性は80%前後で、B型は一般的にA型より低く50%前後と報告されています。
  インフルエンザワクチンは効果の点でしばしば問題となりますが、その理由の一つにはウイルスが変異を起こしやすく、ワクチンの製造株と流行株の抗原性が合わず、せっかくワクチンを接種しても発症してしまうことがあるためです。
毎年抗原連続変異が認められますが、ワクチン株と流行株が一致しない時でも、ワクチンの有効性はA型に対しては60〜70%、B型に対しては40〜50%との報告もあります。
  副反応については、残念ながらワクチンの改良が進んだ今日でも、また予診を十分に行っていても、予防接種による予知できない重篤な副反応や後遺症は起こりえます。特に、ワクチン接種後30分以内の健康状態の変化には注意を要することが大事ですのでワクチン接種後30分間院内にて経過観察させていただきます。
  またこのワクチンは卵を用いて製造するため、卵アレルギーの方は接種しないほうがよいと思われます。
重大な副反応により健康被害が生じた場合の救済につきましては、健康被害を受けた方、又は家族が独立行政法人 医療品医療器械総合機構法に基づいて手続きを行うことになります。
詳しくは【1】「インフルエンザワクチンの接種について」をお読みください。

対象年齢(当院における)及び用法

  1. 接種の回数
    1回又は2回接種です。高齢者において1回接種と2回接種でその効果に大きな差はない、とするデータがあります。ただし、13歳未満は2回接種となっています。
  2. 2回接種を行う場合の接種間隔
    1〜4週の間隔ですが、より高い免疫効果を考慮すると3〜4週間おくことが望ましいとされています。
  3. インフルエンザの流行が12月〜3月と考えられますので11月末から12月中旬までに接種を完了されるのがよいとされています。

インフルエンザワクチンは完全予約制にて接種させていただきます。

【1】まずこちらをお読み下さい。
インフルエンザワクチンの接種についてインフルエンザワクチンの接種について

【2】電話および受付でご予約ください。

※65歳以上の方は公費負担専用の予診票がありますので当院にてご記入ください。
※ワクチンは数に限りがございます。なくなり次第終了させていただきます。あらかじめご了承ください。